アジア開発銀行(ADB)は8日、アジア・太平洋地域の開発途上国43カ国・地域の2026年経済成長率見通しを4.9%に小幅に引き上げた。これは4月下旬時点の予想4.7%からの上方修正だが、4月時点の予測5.1%は下回っている。2027年の成長率見通しは4月下旬の4.8%から5.1%に引き上げられ、4月の予測と一致した。ADBは中東紛争によるエネルギーとサプライチェーンの混乱長期化が生産コスト上昇や経済活動停滞を招いていると指摘し、下振れリスクとして紛争再エスカレートや中国不動産市場の一段の悪化などを挙げた。