東京商工リサーチが8日発表した8月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同月比3.1%増の830件となり、3カ月連続で増加し、8月としては2012年以来14年ぶりの高水準となった。人手不足や販売不振が影響した。人手不足による倒産は32件(前年同月は23件)で、8月としては最多。同社は、人手不足が広がる中で中小企業にも賃上げが浸透しており、「背伸びした賃上げは企業の資金繰り悪化に拍車を掛けかねない」と指摘した。産業別では、サービス業などが20.2%増の291件と最も多く、このうち飲食業は42.8%増の80件だった。建設業や小売業も前年同月を上回った。