欧州中央銀行理事会メンバーのコッハー・オーストリア中銀総裁は、現時点でイラン戦争による二次的影響は見られないと述べた。一方で間接的な物価への影響には細心の注意を払っており、金融政策をインフレ期待と整合させる必要があると指摘。紛争の激しさが刻々と変化する中、情勢には高い不確実性が伴うため、必要であればいつでも金融政策措置を講じる準備ができていると語った。ユーロ圏はこの困難な局面を比較的堅調に乗り切っているが、イラン戦争が長引けば長引くほど状況は厳しくなると付け加え、中長期のインフレ期待は依然安定しているとの見解を示した。