イングランド銀行のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は、イラン紛争に起因するエネルギー価格の高騰により、英国の長期的なインフレ圧力が徐々に高まるリスクがあるとの見解を示した。エネルギー価格の高騰がインフレ目標2%に対する国民の信認を大幅に損なう事態には至っていないことは朗報だと指摘する一方、企業や労働者がインフレによる損失を取り戻そうとする中で、より緩慢だが厄介な二次的影響が生じているかどうかは年後半にならなければ判断できないと述べた。ピル氏は30日の英中銀会合で利上げを支持し、金利据え置き決定に反対票を投じた。