タイ中央銀行は、2026年下半期の経済は引き続き堅調に拡大する可能性があると指摘した。第3四半期の政府支出措置の執行と、第4四半期の観光シーズン要因が追い風となる。一方で、中国人観光客数と中国経済の動向を引き続き注視する必要がある。第2四半期の国内総生産は2026年8月17日に発表され、タイ中央銀行は同年8月26日に経済予測を改定する。インフレ率は予想を下回り、通年では目標をやや下回る可能性があるが、輸出はエレクトロニクス分野が好調で、輸入の増加がGDPへの純プラス寄与を相殺するものの、依然として堅調だ。また、タイに課される米国通商法301条に基づく関税率12.5%は、従来予想の19%より低く、域内競合国に課される約10%に近い水準であるため、タイ製品のコスト競争力は大きく損なわれない。ただし、2026年8月に発表される過剰生産能力に関する判断で追加関税が課されるかどうかを注視する必要がある。