オンチェーン分析大手クリプトクアントの登録アナリスト、モレノDV氏は20日、ビットコインの含み益状態にあるUTXO移動量が仮想通貨取引所大手バイナンス上で過去最大規模に達したとする分析を明らかにした。これまでの最大記録はビットコインが最高値圏で推移していた局面に観測されており、今回はそれを上回る規模の利益確定が短期保有者の平均取得原価に向けて値を戻す最中に発生している点で状況が異なるという。モレノDV氏は、含み益状態にあるUTXOの急増について、含み損から解放された投資家の売却余力がすでに動き出している可能性を示すと分析した。この反発の起点となったのは19日の急騰で、オンチェーン分析のダークフォスト氏は同日、短期保有者が利益確定目的で4万4,300BTCのビットコインを取引所に送ったと指摘した。ビットコインは19日、終値ベースで前日比7.1%上昇し、価格は昨日7万2,000ドルまで続伸して短期保有者の取得原価である6万7,100ドル前後を明確に上回った。