ブルームバーグの米国株式担当記者ナタリア・クニャゼビッチ氏は、2026年上半期の米国株式市場を押し上げたモメンタム取引が、予想を下回る6月の雇用統計を受けて減速し始めていると述べた。6月の非農業部門雇用者数は5万7000人増と、10万人から11万人増という予想を大きく下回ったが、失業率は4.2%に小幅低下した。この統計を受け、7月の利上げ確率は事実上ゼロとなり、市場が織り込む年末までのFRBの動きは約30ベーシスポイントにとどまっている。クニャゼビッチ氏は、モメンタムファクターは年初来で28%上昇しているものの、現在は勢いが衰えており、インベスコQQQトラストは過去1カ月で4.5%下落した一方、iシェアーズ・ラッセル2000 ETFは2.03%上昇したと指摘した。さらに、ゴールドマン・サックスによると、ヘッジファンドは歴史的な好調な四半期を経て、夏季休暇シーズンを前に利益確定に動いているという。