ブラジル地理統計院が発表した6月の消費者物価指数は前年同月比4.64%上昇し、5月の4.72%から伸びが鈍化した。前月比では0.16%上昇と、5月の0.58%から減速し、ロイター調査のエコノミスト予想0.31%も下回った。前年同月比の上昇率鈍化は2月以来初めてだが、中銀目標の3%プラスマイナス1.5%はなお上回っている。飲食料品価格が昨年11月以降初めて前月比で下落し、全体の上昇率を抑える最大の要因となった。ブラジル中銀は先月、主要政策金利を3会合連続で25ベーシスポイント引き下げ14.25%としたが、インテルのシニアエコノミストは基調的物価上昇の再加速は見られず、金融引き締めが功を奏していると指摘した。