カナダ統計局が4日に発表した雇用統計によると、8月の雇用者数は4万1700人減と、市場予想の約1万5000人増を下回りました。7月は7万5100人増でした。失業率は6.4%と横ばいで、予想と同水準でした。4月から7月にかけては、サッカーワールドカップや国勢調査関連の一時的要因に支えられ、雇用は合計で18万1000人増えていましたが、米国の新たな関税措置とカナダの報復措置の発効に伴う貿易摩擦が下振れリスクと指摘されています。8月のフルタイム雇用は3万5900人減、パートタイム雇用は5800人減で、サービス産業では5万1500人減となりました。若年層の失業率は0.3ポイント上昇して12.9%となり、4〜7月の改善傾向が一服しました。正規雇用の平均時給の伸び率は前年同月比2%と、前月から低下し、新型コロナウイルス禍の期間を除くと7年超ぶりの低水準となりました。