カナダ株式市場は金曜日に小幅高となり、S&P/TSX総合指数は前日比308.17ポイント(0.88%)高の35,274.84で引けた。米国の非農業部門雇用者数が予想を下回り、連邦準備制度理事会の利上げ懸念が和らいだことが背景。素材セクターが2.44%高と上昇を主導し、金関連株が買われた。6月の雇用統計で米経済の雇用増加数がわずか5万7000人と、予想の11万人を大きく下回ったためだ。6月17日に米国とイランが署名した了解覚書により、60日間の停戦とホルムズ海峡の即時再開への道が開かれ、船舶の往来が徐々に増えている。米国市場は本日、独立記念日の祝日で休場。今年は7月4日が土曜日に当たるため、非農業部門雇用者数は昨日発表され、弱い雇用の伸びが明らかになった。CMEグループのフェドウォッチ・ツールによると、投資家は現在、7月28~29日の連邦公開市場委員会で政策金利が3.50~3.75%に据え置かれる確率を78.10%と見込んでいる。その他、ヘルスケア、資本財、IT、一般消費財、エネルギーセクターも上昇したが、生活必需品セクターは主要セクターで唯一下落した。