中国国務院は、第2四半期のGDP成長率が4.3%と目標レンジの4.5%~5%を下回ったことを受け、2026年通年の成長目標達成に向けた政策を実施する方針を表明した。李強首相が主宰した会議では、財政予算を最大限効率的に活用し、データセンターや地下管網などを含む主要インフラ計画「シックスネットワークス」の7兆元規模のプロジェクトを重視するよう指摘。各地域の状況や産業需要に応じた計画的な整備と建設を促進し、資金面の強化を図るとした。また、中央政府予算の執行を追跡する会計検査についても議論し、検出された問題に厳正に対処し、財政改革をさらに強化する方針を示した。これは、これまでの支出抑制により5月の財政赤字が2年超ぶりに縮小したものの、内需低迷への圧力緩和には至っていない中で、より緩和的な財政政策への転換を示唆する可能性がある。