中国人民銀行が、投資リスクを高める恐れのある長期債やファンドの銀行による過剰な保有を抑制するため、マクロプルーデンス評価の枠組みに新たな指標を導入する計画を進めていることが関係筋の話で明らかになった。計画にはマネーマーケットや債券利回りの乖離を追跡する措置も含まれるという。関係筋によると、これらの指標に関する具体的な基準については業界との協議が継続中のため、まだ最終決定には至っていない。中国の債券市場は今年、世界的な売りとは一線を画して上昇基調にあり、低調な経済指標がさらなる政策支援への期待を後押ししている。市場関係者によると、一部の小規模銀行は債券投資のデュレーションやファンド投資の上限を超過している可能性があり、債券ポートフォリオの調整を迫られる恐れがある。2016年に正式に導入されたマクロプルーデンス評価の枠組みは、金融政策とマクロプルーデンス政策を組み合わせた中国の「2本柱」規制アプローチの重要な要素となっている。