トウモロコシと小麦の価格が3年余りぶりの高値圏に上昇した。世界的な供給圧力が強まる中、トウモロコシは米国の生産量が予想を下回る可能性への懸念から支援され、小麦はロシアとウクライナの緊張激化に伴う黒海からの輸出停止リスクから急伸した。小麦先物は金曜日の取引で3.1%高の1ブッシェルあたり784セントで終了し、週間では12.1%上昇、2022年3月以来の大幅な週間上昇となった。一方、トウモロコシは0.6%高の536.5セントで終了し、週間では5.5%上昇した。トウモロコシは、米農務省のWASDE報告書が単位面積当たりの収量見通しを2.3ブッシェル引き下げて180.7ブッシェルとしたことや、プロファーマーの収穫調査が期待外れだったことが支援材料となった。小麦は、黒海におけるロシアの穀物輸出インフラの損傷により、ロシアの小麦輸出が数百万トン減少する可能性が支援材料となった。ロシアとウクライナを合わせると、世界の小麦輸出の4分の1以上を占めている。