午前のドルは162円半ばから161円前半に1円以上下落した。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金基金による国内投資を後押しするとの片山さつき財務相兼金融相の発言が材料視され、ドル/円は一時3日以来の安値となる161.28円まで下落した。三菱UFJ信託銀行の酒井基成氏は、発言前に円債買い戻しの雰囲気があった中で円買いが進行したと指摘しつつ、具体策は不明で持続性には疑問があると述べた。米雇用統計後に積み上がったドル/円のロングポジションを手じまうきっかけになったとの見方も出ている。来週はウォーシュFRB議長の発言や米物価指標など重要イベントを控え、下げ一服後は様子見ムードが広がる可能性がある。