米ドルは金曜日のニューヨーク外国為替市場で主要通貨に対して上昇し、週間では6月中旬以来の大幅な上昇となった。ドル指数は0.02%高の101.468となり、週間では約0.7%上昇し、5週間ぶりの大幅な週間上昇率を記録した。ドルは対円で週間約0.9%上昇し、163.84円となった。前日は163.80円だった。週の途中には1986年11月以来の高値となる163.98円をつけた。日本の財務相は市場介入の用意があると繰り返し表明したが、アナリストは介入だけでは一時的な効果にとどまり、特に日銀の利上げがなければ持続しないとみている。米財務省も日銀に利上げを求めている。ユーロは1.1370ドルと、前日の1.1377ドルから下落し、週間では約0.6%下落した。ECBは金利を据え置いたが、9月の利上げの可能性を残した。市場はECBが9月会合で利上げする確率を70.8%と織り込んでいる。一方、FRBが来週の会合で利上げする確率は、前週の12.8%から35.8%に上昇した。イランをめぐる緊張がインフレ懸念を再燃させたためだ。