ドル指数は0.33%上昇し、13カ月ぶりの高値をつけた。株式市場の急激な売りがドルへの流動性需要を高めた。先週水曜日のFOMCが年内の追加利上げ見通しを示したこともドルを支えた。米経済指標はまちまちで、6月のS&P製造業PMIは予想外に55.7と4年ぶりの高水準に上昇した一方、リッチモンド連銀製造業指数は4と、予想の8を下回った。ユーロは1年ぶり安値に下落し、0.43%安。ECBのラガルド総裁のハト派発言が重しとなったが、チーフエコノミストのレーン氏のタカ派発言が下値を限定した。円はほぼ横ばい。日銀の緩やかな政策正常化への懸念が上値を抑える中、日本の加藤財務相とベッセント米財務長官が必要に応じて通貨に関し大胆な措置を取ることで合意したと伝わり、介入リスクが高まった。金と銀の価格は1週間半ぶりの安値に沈み、8月限のCOMEX金は1.15%安、7月限のCOMEX銀は4.83%安となった。ドル高と株式市場での追証発生に伴う換金売りが貴金属の重しとなった。