ドル指数は木曜日に0.27%上昇した。予想を上回る米経済指標と連邦準備制度理事会高官のタカ派的な発言が追い風となった。週間の新規失業保険申請件数は予想外に減少し、10週間ぶりの低水準となる20万8000件となった。6月の小売売上高は前月比0.2%増と予想通りだった。7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は4年半ぶりの高水準となる41.4に急上昇した。カンザスシティ連銀のシュミッド総裁とダラス連銀のローガン総裁はともに、インフレ抑制のための金融引き締めを支持すると述べ、ローガン総裁は小幅な利上げが見通しとリスクのバランスを改善すると指摘した。強い経済指標とタカ派的な発言を受けて米国債利回りが上昇し、株式市場の重しとなったことで、ドルの流動性需要がさらに高まった。ユーロは対ドルで0.23%下落し、円は日経平均が2%下落した後の安全資産需要があったものの、0.14%下落した。金と銀の価格は急落し、金は1.47%下落して2週間ぶりの安値、銀は2.17%下落して3週間ぶりの安値となった。FRBの引き締め観測が貴金属の重しとなった。