ドル指数は7週間ぶりの安値からほぼ横ばいまで回復した。7月のISM製造業指数が4年ぶりの高水準となる55.6に上昇し、予想の53.9を上回ったためだ。予想を上回る強い数字は米国経済の強さを示し、中東情勢の緩和やWTI原油価格の5%下落で生じていたドルの早期の下げを帳消しにした。ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁が、金利は適切な水準にあり、インフレは今年後半に落ち着くはずだとハト派的な発言をしたことで、ドルの上値は抑えられた。ユーロは1カ月半ぶりの高値から下落した。ユーロ圏の7月のS&P製造業PMIが51.9に下方修正され、ドイツの6月の小売売上高が前月比1.1%減と13カ月ぶりの大幅な落ち込みとなったためだ。円は対ドルで2カ月と3四半期ぶりの高値に上昇した。日本の財務省が7月31日に米財務省と協調して円買い介入を行ったことを確認し、さらなる行動を警告したためだ。