欧州中央銀行が公表した銀行貸出調査によると、ユーロ圏の銀行は地政学的リスクとエネルギー市場への懸念から、2026年第2四半期に融資基準を厳格化し、第3四半期も引き続き厳格化する見通しだ。企業向け融資需要は増加したものの、銀行は融資申請を拒否する割合が高まり、特に自動車産業やエネルギー集約型の製造業で顕著だった。主な要因は経済見通しに対するリスクと銀行のリスク許容度の低下だ。大手銀行159行を対象とした調査では、融資基準はあらゆる種類の融資で厳格化される見込みで、住宅ローン需要は大幅に減少し、今後も弱含みが続くと予想されている。