エカニット・ニティタンプラパース副首相兼財務相は、ランドブリッジ計画調査委員会の委員長として、従来の方式での計画中止を政府に提案する方針だ。調査の結果、計画の正味現在価値(NPV)がプラス6377億1300万バーツからマイナス102億8700万バーツに転じ、世界経済の減速や海上貨物輸送量の変化に対する感応度の高さが浮き彫りとなった。さらに、世界の大手海運会社10社のうち9社が、すでに海外で類似計画に投資または提携しており、船舶や貨物量が想定を下回るリスクが高まっている。委員会はまた、ラノーンの生物圏保護区や大規模なマングローブ林への影響も指摘した。ただし、従来方式の中止提案は南部のインフラ開発そのものを断念するものではなく、既存のラノーン港の能力増強と、未接続区間の鉄道網整備を並行して検討するよう求めている。これにより、中国や東部港湾からの貨物輸送を結びつけ、民間需要に合致し、より効率的な予算執行が可能で、数兆バーツ規模の巨額投資リスクを回避できると評価している。