9月限のユーロ通貨先物が13カ月ぶりの安値を付け、一段安での売りの好機となっている。弱気派がテクニカル面でしっかりと主導権を握っており、通貨市場のトレンドは他の市場よりも強く長続きする傾向がある。チャート上の支持線1.1350を下抜ければ売りシグナルが点灯し、下値目標は1.0900以下となる。一方、防護的な買いストップのテクニカルな抵抗線は1.1550にある。ケビン・ウォーシュ議長率いる連邦準備制度理事会はタカ派路線を進んでおり、年内の利上げが見込まれる。これは世界の他の中銀を上回るペースで、米ドルを押し上げユーロの重しとなる。米国経済が欧州連合をアウトパフォームしているためだ。