欧州中央銀行理事会メンバーのパネッタ・イタリア中銀総裁は、ユーロ圏経済の見通しは依然として脆弱であり、世界的な大再編を踏まえ金融政策決定は多様なシナリオに照らして検証されるべきとの認識を示した。インフレ上振れリスクと成長下振れリスクが共存し続けており、地政学的動向やエネルギー市場、サプライチェーン、賃金、インフレ期待の継続的な監視が必要だと指摘。6月の利上げ決定はさまざまなシナリオにおいて強固と判断したと説明し、米国とイランの協議によりエネルギー価格が6月時点の予想を下回る可能性にも言及した。