連邦準備制度理事会の約8兆ドルのバランスシートは、コアPCEインフレ率とM2マネーサプライがともに12カ月レンジの90.9パーセンタイルに達しているにもかかわらず、流動性を供給し続けている。M2は2026年5月に23兆500億ドルに上昇し、前月比1.1%増、一方コアPCEは130.08に上昇し、前月比0.3%の伸びとなった。10年物国債利回りは4.48%と、12カ月レンジの上限近くにあり、10年物と2年物のスプレッドは2月の0.74%から0.35%に縮小し、6月には12カ月ぶりの低水準となる0.27%に達した。VIX指数が16.59と低水準にとどまるなど、株式市場のボラティリティは低く、債券市場のストレスと矛盾しており、長期ポートフォリオに非対称的なリスクを生み出している。