米連邦準備制度理事会のボウマン副議長は13日、金融安定理事会に対し、多様な国々に適さない画一的なルールを押し付けるべきではないと述べ、各国・地域の実情に即した柔軟な監督を求めた。ロンドンでの講演でボウマン氏は、銀行が将来の損失に備えて保有すべき自己資本の水準引き下げや監督対象の限定を含む監督方針の転換を進めており、制度の近代化が常に必要だと強調した。米国で規制見直しが進む中、イングランド銀行は一部自己資本規制の緩和を提案し、バーゼル銀行監督委員会も自己資本規制の一部見直しで合意している。ボウマン氏は、透明性と説明責任を重視する自身の考え方が国際的な監督当局にも恩恵をもたらす可能性があるとし、監督の枠組みは新たなリスクを考慮し責任あるイノベーションを促進すべきだとした。