外国人投資家は7月、アジア株を9カ月連続で売り越し、台湾と韓国で売りがかさんだ。人工知能関連支出や半導体需要を巡る懸念がハイテク関連の比重が大きい市場に重しとなり、アルファベットとテスラのキャッシュフロー悪化もアジアのハイテク輸出関連銘柄を圧迫した。LSEGのデータによると、外国人投資家は先月、韓国、台湾、インド、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンの7市場合計で254億8000万ドル相当の株式を売り越し、このうち台湾株が229億5000万ドル、韓国株が62億6000万ドルを占めた。一方、インド、タイ、インドネシア、フィリピンの株式にはそれぞれ21億2000万ドル、14億6000万ドル、8800万ドル、6900万ドルの海外資金が流入し、流出を一部相殺した。HSBCのアジア太平洋株式戦略責任者は、AI関連セクターの変動を受けて世界の投資家が分散投資を進めており、インドがより有利な立場にあるとの見方を示した。