米ヘルスケア株に資金流入、業績改善や割安感で上昇期待

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要約 · なぜ重要か

米国のヘルスケア株に投資資金が流入している。業績改善やM&Aの活発化、割安な株価水準を背景に、長年市場平均を下回っていた同セクターの回復が続くとの期待が高まっている。S&P500ヘルスケア指数は過去3カ月で11.2%上昇し過去最高値を更新、上昇率はS&P総合500種の6%を上回った。LSEGリッパーのデータによると、米上場のヘルスケア関連ファンド約50本への7月の資金流入額は24億4000万ドルで、6月の約15億ドルに続く流入超となり、3カ月連続の資金流出から潮目が変わった。バンク・オブ・アメリカの調査では、世界のファンド運用者によるヘルスケア株の投資比率は7月にオーバーウエートが差し引き32%となり、6月の14%から大幅に上昇した。ヘルスケアセクターの予想利益ベースの株価収益率(PER)は約18倍で、過去20年平均の15倍を上回る。ただS&P総合500種全体の予想PERは約20倍となっている。M&Aも活発で、今年これまでのヘルスケア分野のM&A総額は約2840億ドルに達し、2025年通年の3060億ドルに迫る。一部では資金移動が一時的との警戒もあるが、業績改善が伴えば持続的な流れになるとの強気の見方も出ている。

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