イランは4日、前最高指導者の故アリ・ハメネイ師の葬儀を開始した。1週間に及ぶ一連の葬儀には最大2000万人が参列する見通しで、イスラム共和国体制の結束を内外に示す場となる。国営イラン通信によると、ひつぎはテヘランの礼拝施設に安置された後、聖地コムやイラクのナジャフ、カルバラで葬列が行われ、7月9日に故郷マシュハドで埋葬される予定だ。イラン当局は、米国とイスラエルとの戦争開始時にハメネイ師が殺害されてから4カ月余りで行われる今回の葬儀に、最大2000万人が参列すると見込んでいる。テヘランでは4日朝から大勢の市民が集まり、ハメネイ師と家族4人のひつぎが国旗で覆われたガラスケースに納められ、高壇に並べられた。後継者には息子のモジタバ師が指名されたが、父親が殺害された攻撃で負傷し、その後は公の場に姿を見せていない。