米国のガソリン価格は5月中旬から約17%下落し、全国平均は現在1ガロン約3.80ドルとなっている。5月16日のピーク時4.56ドルと比べ、15ガロンの給油で約11ドルの節約になる。この下落は、トランプ大統領が経済的大惨事と呼ぶ事態を回避しようと模索する中での米イラン停戦への期待を背景としているが、協議は依然不透明でイスラエルは反対の立場を崩していない。軽質スイート原油は年初来で23%高の1バレル約71ドルで、3月9日のピーク119.48ドルからは下落している。一方、ブレント原油は12月の終値から約20%上昇している。戦争は世界の日量石油輸送量の20%をかつて扱っていたホルムズ海峡を通る石油の流れを脅かしており、一部の予想通りガソリンが3.50ドルまで下がれば、さらなる価格緩和が期待できる。