ドイツのメルツ首相は26日、企業活動を促進する改革と政府支出の増加により経済を浮揚させ、2027年に少なくとも1%の成長率を確保することに自信を示した。ベルリン近郊での閣議後記者会見で、来年のGDP成長率が1%になる可能性が高いとの見方を示し、中国との貿易不均衡への対応策を閣僚に指示したことも明らかにした。メルツ氏は連立政権の社会民主党のクリングバイル財務相と共に、最近の経済指標や調査が改善傾向を示していると指摘し、政権内の対立が支持率に影響しているとの見方を否定した。ドイツでは極右勢力の台頭が懸念され、9月の州選挙を控えて内閣改造が党内の反発を招くなど、政権への圧力が高まっている。なお、ドイツ経済省は4月に2026年の成長率見通しを1%から0.5%に下方修正している。