金は木曜日、1オンス4100ドルに向けて上昇し、前日の反発を維持した。FRBのケビン・ウォーシュ議長とECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁がともに、ここ数週間で物価リスクが低下したと発言したことが背景。スポット金は1%近く上昇し1オンス4069.50ドル、米国の金先物は4081.70ドルとほぼ変わらず。インフレと金利への懸念は、供給懸念の緩和で原油価格が下落を続ける中で後退した。カタールは米国とイランの間接協議が前向きな進展を見せていると述べた。ポルトガルのシントラで開かれた年次ECBフォーラムで、ウォーシュ議長はインフレリスクが緩和したとしつつ、インフレを2%目標に戻す決意を改めて表明。ラガルド総裁はユーロ圏のインフレと成長に対するリスクは目立たなくなったと述べた。米ドルはこの日発表予定の月次雇用統計を前に安定して推移。コンセンサス予想では6月の雇用の伸びが鈍化し、失業率は4.3%で横ばいと見込まれている。