ランドブリッジ計画推進方針検討委員会は、タイ湾とアンダマン海を結ぶ従来型の交通インフラ整備計画を中止することを決議した。調査の結果、事業実現の可能性が低く、財政負担のリスクがあると判断されたためだ。内部収益率は8%から4.8%に低下し、正味現在価値は6377億1300万バーツのプラスから102億8700万バーツのマイナスに転じた。また、コンテナ取扱量は15~16%減少し、世界の主要海運会社10社のうち9社がすでに他国で類似プロジェクトに投資している。政府は新たな方針として、まず既存インフラを最大限活用する。ラノーン港を改修し、同港と主要鉄道網を結ぶミッシングリンク区間を整備することで、アンダマン海側のコンテナ取扱量を増やす。一方、タイ湾側の港湾については、積み替え需要に対応するための追加投資は不要とされた。既存の港湾で対応可能であり、事業としての採算性も依然として低いためである。