政府は、米国が通商法301条に基づきタイからの輸入品に課す関税を従来の10%から12.5%に引き上げたことについて、実質的な増加幅はわずか2.5ポイントであり、新たに12.5%が上乗せされるわけではないと説明した。この税率は中国、ベトナム、フィリピンといった主要な競合国と同水準にあるため、競争力に大きな影響は及ばないとしている。さらに、タイの輸出製品のうち2,120品目以上が関税の対象外となっており、これは対米輸出総額の半分以上を占め、集積回路、天然ゴム、タピオカ澱粉といった主要分野をカバーしている。政府は長期的に輸出業者を保護するため、互恵的貿易協定の交渉を急ぐとともに、米国による過剰生産能力に関する調査の動向を注視している。