ハーン・エンジニアリング・ソリューションズ(HARN)は、2026年の業績が前年から継続的に成長するとの見通しを示した。ウィラット・スックチャイ会長は、現在の受注残高が5億バーツ超の水準にあり、さらに複数の新規プロジェクトの入札結果を待っていると明らかにした。これらの案件は数千万バーツから数億バーツ規模で、第4四半期には受注の明確化が進む見込みだ。同社は年末まで受注残高を高い水準で維持できると確信している。データセンター分野は、建物設備システムやエンジニアリングシステムへの需要が高いことから、有望な重要市場の一つと位置づけている。消火システム、冷却システム、空調システムなど関連製品・ソリューションを有し、小規模発電所、地下鉄などのインフラ、産業工場の市場開拓にも注力する。同時に、機器販売のみのビジネスモデルから保守・アフターサービス提供へと転換を進め、案件価値の向上と長期的な安定収入の創出を図る。また、米国やアジアの世界的なパートナーやブランドと交渉中で、新製品の投入とソリューションの多様化を目指しており、年内に具体化する見通しだ。3Dプリンティング事業では、モリサという名称の子会社として分離する組織再編を行い、医療・ヘルスケア分野のイノベーションに特化した専門マーケティングを展開する。人工指や医療用3Dデバイスなどを手掛け、これらの製品は医療用製造基準の認証を取得済みで、病院や医療用品販売店への販売チャネル拡大に向けた商業化を進めている。ベトナム事業については、投資を減速し、同国事務所を閉鎖する方向で、タイからベトナムへの直接販売・輸出体制に切り替える見通しだ。コスト削減と管理の機動性向上を図るためで、国内市場により重点を置く。