香港政府は2026年のGDP成長率見通しを、従来の2.5~3.5%から3.5~4.5%へ上方修正すると発表した。上半期の経済成長率は平均5.1%と、約5年ぶりの高水準となった。主なけん引役は第2四半期の財輸出で、人工知能関連の電子製品に対する世界的な需要を背景に28.9%の高い伸びを示した。サービス輸出は3.4%増、国内投資は4.4%増、民間消費支出は2.8%増となった。失業率は3.7%で横ばいだった。香港政府は全体のインフレ率見通しを2.6%に据え置く一方、地政学的緊張や世界のAI投資の変動リスクに警戒感を示した。香港駐在の海外貿易促進事務所によると、タイの電子産業、スマート部品、半導体、自動化システム関連企業には、香港のパートナーを通じて世界のサプライチェーンに参入する機会がある。また、タイの高品質食品、健康食品、プレミアム果物、中高級ライフスタイル商品は、現代的小売チャネルやオンラインを通じて市場を拡大できるとしている。