水曜日の砂糖価格はまちまちの引けとなり、ニューヨーク砂糖は1週間半ぶりの安値に下落した。インドのモンスーン降雨が改善し、砂糖生産拡大の見通しが高まったためだ。インド気象局によると、7月29日までの累積モンスーン降雨量は平年を15%下回ったが、6月30日時点の42%下回りから大幅に改善した。グリーン・プール・コモディティ・スペシャリスツが2026/27年度の世界砂糖不足見通しを6月時点の176万トンから330万トンに引き上げ、ストーンエックスが2026/27年度の不足見通しを5月時点の55万トンから170万トンに引き上げたことで、価格は最安値から回復した。WTI原油が6%超急騰するなど原油高も、エタノール価格を押し上げ、サトウキビの圧搾が砂糖生産から逸れる可能性があるため、砂糖を下支えした。強いエルニーニョ現象がブラジル、インド、タイという世界三大砂糖生産地域の降雨を抑制する可能性への懸念は、引き続き強気要因となっている。