インドネシア株式市場は、6月初旬に付けた5年ぶりの安値から回復し、強気相場入りした。ジャカルタ総合指数は当該安値から10%超上昇したが、2026年初来では依然約29%下落している。主な支援材料は、割安な株価水準、S&Pグローバル・レーティングによるインドネシア政府の信用格付けBBB・安定的見通しの維持、外国人投資家の買い戻しなどだ。さらにMSCIがインドネシア株式市場の新興国市場からフロンティア市場への格下げを見送ったことで、パニック売りが収束した。また、規制当局が上場企業に浮動株比率の引き上げと情報開示の厳格化を義務付けた措置も、信頼感の回復に寄与した。