日本は過去1か月の為替介入の資金調達のため、米国債の一部を売却した可能性が高い。8月の外貨準備が最大の減少となったためだ。東京の外貨準備資産は8月末時点で約1兆2100億ドルとなり、前月比6.2%減少し、2022年10月以来の低水準となった。米国債を含む外貨証券保有高は、7月末から877億7000万ドル減の8395億6000万ドルとなった。日本は7月30日から8月26日にかけて、円買い介入に15兆4000億円(980億ドル超)を費やした。これは単月としては過去最大の介入で、一部は米国と共同で実施された。日本総合研究所のエコノミスト、明里・西村氏はブルームバーグ・ニュースに対し、日本は証券保有高を考慮するとまだ介入の余地はあるが、米国債を売却してさらなる介入資金を調達すれば、米国からの圧力を受ける可能性があり、今後、財務省と日銀が行動するのは難しくなると述べた。