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言及
日本たばこ産業(JT)の株価が高値圏で推移し、会社予想の配当利回りは約3.7%と高配当株として個人投資家に根強い人気がある。2026年12月期の業績予想は売上収益3兆6,970億円、営業利益9,210億円、当期純利益5,700億円と過去最高水準を見込み、2026年1~3月期も営業利益が前年同期比24.7%増と好調なスタートを切った。たばこ販売数量が長期減少する中でも、値上げや海外事業の拡大、円安効果、加熱式たばこ「Ploom」への移行が利益を押し上げている。JTの売上収益はたばこ税を除いた金額で表示されており、営業利益率は約25%と食品・飲料大手を大きく上回る。財務省が発行済み株式の約3分の1を保有する安定株主構造も、手厚い株主還元の背景にある。かつては割安株と見られていたが、利益成長が続くとの市場の評価により株価は水準を切り上げ、予想PER約20倍、PBR約2.8倍となった。高配当の源泉は値上げと海外・為替に依存しており、規制強化や円高リスクには注意が必要だ。