米国の6月の消費者物価指数は前月比0.1%下落と、5月の0.5%上昇から低下する見込みで、前年同月比では4.2%から3.8%へ鈍化すると予想されている。食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.2%上昇、前年同月比2.9%上昇と、5月と同水準で推移する見通し。このインフレ鈍化の背景には、6月17日の米国とイランの停戦発表を受けて原油価格が6月に20%以上下落したことがある。TDセキュリティーズのアナリストは、ガソリン価格の10%下落が主因で、総合CPIは前月比0.22%下落したとみている。しかし、7月に入り新たな攻撃で原油価格が再び上昇に転じていることや、人工知能ブームがコアサービスや財に及ぼすインフレ影響への懸念が高まっていることから、投資家はこの下落を軽視する可能性がある。