経済産業省は25日、中東産原油について喜望峰を通過しスエズ運河を経由する調達ルートに変更すると明らかにした。日本到着まで55日程度を要し従来ルートより時間がかかるが、中東情勢の緊迫が続いており安全な航路を選んだ。9、10月は追加の備蓄放出を見送り、ルート変更に伴い日本への到着が30日程度遅れるため、9月は既に決めている備蓄放出分を活用し、10月はホルムズ海峡以外のルートで必要な全量をまかなう。赤沢亮正経産相は25日の閣議後記者会見で「調達に問題はなく、日本全体で必要量を確保できている」と強調した。