米連邦準備理事会と日本銀行は、高まるインフレリスクを受け、9月にも利上げを行うか難しい判断を迫られている。FRBのウォラー理事は7月13日の講演で、物価上昇が広範に及んでいるとして早期利上げの可能性に言及したが、14日発表の6月消費者物価指数は前年比2.6%と伸びが縮小し、金利先物市場が織り込む7月利上げ確率は12.3%に低下した。一方、日本の6月国内企業物価指数は前年比7.1%と上振れし、輸入物価の高止まりもあってインフレ圧力が強まっている。金利スワップ市場では10月までの利上げ確率が約7割と見込まれているが、物価や為替の動向次第では9月利上げも視野に入る状況だ。