S&Pは4日、セネガルの長期外貨建て格付けを「CCC+」から「CC」に引き下げた。同国政府が計画する債務再編により、外貨建て債権者に損失が生じる可能性が高いことを理由に挙げた。セネガルの財政は、前政権下で計上されていなかった数十億ドル規模の債務が2024年に発覚して以来、圧迫が続いている。国際通貨基金(IMF)は1日、セネガルとの間で22億ドル規模の3年間の融資パッケージについて事務レベルの合意に達したと発表した。S&Pはリポートで、進行中の債務再交渉により外貨建て債権者が元本削減や金利引き下げなどを通じて当初約束された額を下回る返済しか受け取れない可能性を指摘し、外貨建て商業債務についてディストレスト・エクスチェンジまたはデフォルトが発生する可能性は極めて高いと見なしている。S&Pは同日、現地通貨建て格付けも「CCC+」から「CCC」に引き下げ、今年2回目の格下げで、見通しは「ネガティブ」に据え置いた。