投機筋のポジションが2月末以来初めて円の買い越しに転換した。米商品先物取引委員会が公表した建玉報告によると、IMM通貨先物非商業部門の8日時点の取り組みで、円は1万0796枚の買い越しとなり、9万2227枚の売り越しだった前の週から反転した。買い越しは2月24日時点のデータ以来となる。円の買い建玉は11万7169枚から17万8791枚へ5割以上増え、2025年12月初旬以来の多さとなった一方、売り建玉は20万9396枚から16万7995枚へ2割弱減少した。8日にはドルが152円台まで下落し、160円超で推移していた月初から7円以上の円高が進行。市場では日銀の利上げペース加速への思惑や日米当局による円安是正の意向が背景として指摘されている。