セントルイス連銀のムサレム総裁は、インフレ抑制への信認を維持するため、早期からの段階的な利上げを支持する考えを示した。米国債の売りが強まり、30年債利回りが19年ぶりの高水準となる5.2%を突破する中での発言となる。ムサレム総裁は、今年は投票権を持たないものの、前回の会合で0.25%の利上げを支持する意見を表明したと明かし、段階的な利上げの方が、後日大幅な引き締めを迫られるよりもコストが低く、経済への影響も小さいとの見方を示した。FOMCは予想通り金利を据え置いたが、投票権を持つ12人の委員のうち3人が0.25%の利上げを主張して反対票を投じた。一方、CMEフェドウォッチによると、投資家は9月会合での0.25%利上げの確率を67%と見込んでいる。