台湾は、今月開催されるAPEC閣僚会議に出席するため、労働相を中国に派遣する準備を進めている。中国がホストを務める中、台湾に対する圧力を強め続ける中国政府の姿勢が注目されている。台湾の労働相である洪申翰氏は、9月21日に南京で開催される第7回APEC人材育成閣僚会合への招待を受けた。中国の台湾事務弁公室は、台湾の参加については「一つの中国」原則、関連するAPECの覚書、およびこれまでの慣行に基づいて検討すると述べたが、洪氏の渡航を許可するかどうかは明言しなかった。もし実現すれば、洪氏は2024年に頼清徳総統が就任して以来、中国を訪問する初の台湾閣僚となる。台湾は1991年から「チャイニーズ・タイペイ」の名称でAPECに参加しており、2014年に中国が主催した会合を含め、継続的に代表を派遣している。最近では5月に、台湾の貿易交渉担当元トップが中国主催のAPEC貿易閣僚会議に出席した。しかし、国際舞台における中国の台湾に対する姿勢は強まっており、月曜日(8月31日)には、中国がパラオで開催される太平洋諸島フォーラムへの台湾の参加に反対し、報復措置を取ると警告した。また5月には、台湾は中国がケニアに働きかけ、モンバサで開催される海洋問題に関する会合に台湾の学者が参加するのを妨げたと非難していた。