米国株は水曜日、早期の上昇を失い、ダウはマイナス圏に沈んだ。貿易政策への懸念が、予想を下回るインフレ報告を覆い隠した。ダウは307.01ポイント(0.7%)安の41,126.47、S&P500は1.81ポイント高の5,573.88、ナスダックは113.01ポイント(0.7%)高の17,549.10で終えた。労働省が発表した2月の消費者物価は前月比0.2%上昇と、予想の0.3%を下回り、前年同月比は3.0%から2.8%に鈍化した。連邦準備制度理事会による利下げ期待から当初は楽観ムードが広がったが、欧州連合が260億ユーロ相当の米国製品に対する報復関税を発表し、カナダも米国の新たな鉄鋼・アルミニウム関税への対抗措置として200億ドル超の米国製品に25%の関税を課したことで、その勢いは失速した。航空株が下落を主導し、NYSE Arca航空指数は2.7%下落して5カ月ぶりの日中安値を付けた。一方、半導体株は逆行高となり、フィラデルフィア半導体指数は1.9%上昇した。