英国の国債利回りが2カ月ぶりの高水準に上昇し、ポンドが下落した。新首相アンディ・バーナム氏がジョン・ヒーリー氏を財務相に任命するという予想外の動きを見せたためだ。10年物国債の利回りは8ベーシスポイント上昇して5.049%となり、約2カ月ぶりの高水準となった。一方、ポンドは対ドルで0.29%下落し、1.341ドルとなった。FTSE100種総合株価指数は0.71%安の10,524.76で引けた。アナリストは、バーナム氏が既存の財政ルールを守り、新たな歳出の財源を完全に確保すると表明しているにもかかわらず、投資家が同氏の経済政策に不透明感を抱いていると指摘した。ヒーリー氏はレイチェル・リーブス氏の後任として、低成長、高い借入コスト、巨額の国家債務に直面しており、今週は重要なインフレ指標と借入関連の統計発表が控えている。