専門家は、ダニエル・オルテガ大統領による選挙の中止と一党独裁体制への対応として米国政府がニカラグアに対して貿易措置を発動した場合、米国のコーヒー価格がさらに上昇する可能性があると警告している。ニカラグアはコーヒーの主要輸出国であり、米国はその最大の顧客で、ニカラグアのコーヒー輸出全体の35%を占めている。したがって、輸入制限や関税引き上げは、ニカラグアの農家と、すでに供給が逼迫している米国のコーヒー市場の双方に打撃を与えるだろう。現在、米国の小売コーヒー価格は約10年ぶりの高値圏にあり、6月の平均は1ポンド当たり9.45米ドルとなっている。一方、アメリカ人の約3分の2が毎日コーヒーを飲んでおり、中間選挙を前にコーヒー価格は政治的に敏感な問題となっている。全米コーヒー協会は、コーヒーを貿易制限措置の対象から除外するよう働きかけている。