BMOの米国主任エコノミスト、スコット・アンダーソン氏は、6月の米消費者物価指数が市場予想を大幅に下回る伸びとなったものの、年内の追加利上げの可能性は依然残るとの見方を示した。総合CPIの前年同月比は5月の4.2%から3.5%へ、コア指数は2.9%から2.6%へ鈍化し、特にエネルギー価格が前月比5.7%低下したことが全体を押し下げた。しかし、イラン情勢を巡る戦闘再開で7月に入りエネルギー価格が再上昇しており、コア指数にインフレ圧力が再び表れればFRBは追加利上げの構えを維持すると指摘。今回の統計ではエネルギーを除くサービス価格が前月比横ばいと予想外の改善を見せ、今月の追加利上げは見送られる可能性が高いものの、リスクバランスは年内の追加利上げに傾いていると分析した。