米商務省が発表した7月の住宅着工件数は前月比12.4%減の123.9万戸となり、市場予想の134.5万戸を下回り、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年5月以来の低水準となった。主要項目の1戸建て住宅着工件数は前月比9.9%減の80.8万戸と2022年以来の最低となり、集合住宅着工件数もおよそ17%下落した。一方、7月の住宅建設許可件数速報は前月比5.0%増の144.3万戸と予想を上回り、2月以来の高水準となった。全米不動産業者協会が発表した7月の中古住宅販売成約指数は前月比2.3%減の71.2となり、2001年の統計開始以来で2番目に低調な水準を記録した。住宅ローン金利の上昇や住宅価格の高止まりが住宅市場の低迷につながっており、連邦準備制度理事会はさらなる利上げを回避する可能性が強いとみられている。